○ 何をするの?(活動内容、アプローチ方法)

それぞれの“苦手”の背景には、そのお子さん固有の要因が隠れており、生活内の様々な場面に影響しています。作業療法では、その”苦手”をつくっている要因を探り、お子さんの成長促進に必要な要素をプログラムに盛り込んでいきます。 また、お子さんの成長には”楽しむ”ことが必要不可欠です。お子さんの自発的な行動を引き出すため、お子さんの得意なことや興味があることを取り入れながら、プログラムを展開していきます。課題の方法や難易度はお子さんの発達状況に合わせて調整し、課題に無理なく取り組めるようサポートします。

<具体例>

・身の回りの動作:プログラムとしては、主に食具(スプーン・フォーク、箸など)の使い方や、衣服の着脱、ボタンの止め外しの練習などをよく取り上げます。トイレトレーニングや入浴については、お子さんの状態をふまえて、ご自宅でできる練習方法を提案します。

・遊び:

①手先を使うもの:お絵かき、工作(ハサミ、のり等)、折り紙など。実際に道具を使って練習したり、紐通しや洗濯バサミなどの玩具を使って指先の動きの発達を促します。

②運動:ブランコ、よじ登り、トンネル、ボール遊び、マット運動など。自分の体に対する気付きを深め、より滑らかで柔軟な動きへ繋げていきます。椅子に座った姿勢の安定性を高めたり、左右の手の使い分けを促す目的でも、プログラムに取り入れていきます。 ・その他:就学や学校生活への適応を目的として、仮名の読み書きや数の学習をプログラムに取り入れることがあります。また、お子さんがより活動に集中できる環境作りとして、発達段階に合った道具の選び方や、お子さんの力を伸ばすためのサポートの仕方などを提案します。

○ どんな効果があるの?(メリット)

・ 姿勢が安定する ・ バタバタした動きが減る ・ 目の前の課題に落ち着いて取り組めるようになる ・ “苦手”でも少しやってみよう、と思える自信がつく ・ 手や指の使い方、道具の扱い方が身につく ・ 遊びの幅が広がる など。 その他、お子さんがより力を発揮できるセッティング・サポートの仕方、日常生活内での練習方法などをお伝えします。